「もう、さすがに無理かも…」
そうこぼしたのは、毎朝ぎゅうぎゅうの電車に揺られ、深夜まで働く日々を続けていたふうさん。
週7日・1日14時間の勤務をこなしながらも、「このままでは自分を失ってしまう」と働き方を見直した女性がいます。
今回紹介するのは、激務の会社員生活に終止符を打ち、自らの力で柔軟なキャリアを築いた複業フリーランスとして活躍するふうさんです。
- 本業に縛られず、自分のペースでできる仕事を複数持つ
- 「将来の不安」に備えて、収入源を分散
- 心と時間にゆとりを持てるようになり、ライフイベントも前向きに考えられるように
今、ふうさんは「働くこと」が「生きること」と無理なくつながる日々を送っています。
ふうさんの対談動画はこちら!
週7日勤務、1日14時間労働の激務だった会社員時代
いつまでこの生活が続くんだろう。
朝起きてから寝るまで、ずっと仕事のことしか考えられなくなっていて。
自分がどんどん空っぽになっていく感じがしたんです。
当時のふうさんは、心も体も限界に近づいていました。週7日、1日14時間の勤務が当たり前で、朝は薄暗いうちに家を出て、帰宅するころには日付が変わっている。そんな日々が、何ヶ月、何年と続いていたのです。
上司からは休日にも容赦なく連絡が入り、気が休まることはほとんどありませんでした。プライベートな予定も立てづらく、気づけば友人とも疎遠に。体調を崩しても「周囲に迷惑をかけられない」と無理を重ねて働く毎日。
このままでは、自分の人生そのものがすり減っていく。ふうさんは、そんな危機感を覚えるようになっていました。
会社員を辞めて半年以内に結果を出すと決意したフリーランスへの転身
会社を辞めるという決断は、簡単なものではありませんでした。けれど、ふうさんの中では「ここで動かないと、何も変わらない」という思いが強くありました。退職を決意したとき、明確な収入の見込みはゼロ。それでも、「半年以内に何らかの成果を出す」と、自らにリミットを課したのです。
不安はありましたけど、それよりも今を変えたいという気持ちのほうがずっと強かったんです。
何もしなければ、あのまま同じ日々が続くだけだったから。
この覚悟があったからこそ、彼女は退職後すぐに行動を開始します。まずはこれまでのスキルや経験を棚卸しし、何ができるのかを見える化。それを元に、できそうな仕事へどんどん応募していきました。
当てのない状況から仕事獲得へ
退職後、ふうさんは自分に何ができるかを見つめ直すところからスタートしました。これまでの経験を棚卸しし、人に役立てる形に整えていく。とはいえ、すぐに安定した収入が得られるわけではありません。
最初は小さな業務から始め、少しずつ実績を積み重ねていきました。知人からの紹介や、自身で発信していた活動をきっかけに新しい依頼が舞い込むようになり、少しずつ仕事の幅が広がっていったのです。
複業でキャリアを築く鍵は、人脈と複数スキル
ふうさんは、一つの仕事にとらわれず、複数の分野を組み合わせてキャリアを築いていきました。過去の経験をもとにしたアドバイス業務や、イベントの運営サポート、情報発信のサポートなど、内容はさまざま。
一つの肩書きでは表現できない働き方。
でも、それが今の自分に合っている。
と語ります。
依頼された仕事からスキルを広げる実践主義
ふうさんのスタンスは一貫して「まずやってみる」。最初から経験がなくても、依頼があれば可能な限り挑戦してみる。そして必要な知識は、自分で調べたり、周囲に聞いたりして学びながら対応する。
完璧にできるようになってからやろう、じゃいつまでたっても始められないんです。
分からないことがあっても、調べれば何とかなるし、やってみて初めて気づけることも多いので。
そうして、新たなスキルが自然と身についていったといいます。
オフラインで人に会うことの大切さ
実は、人見知りなんです。
とふうさんは笑います。
けれど、独立してからというもの、人に会うことの大切さを実感するようになったと言います。もちろん、オンラインでのやりとりだけで仕事が進むことも多い時代。でも、だからこそ対面で話すことの熱量や空気感が、今はむしろ強く印象に残るのです。
実際、ある小さな勉強会に参加したことがきっかけで、後に一緒にプロジェクトを進める仲間と出会ったり、ランチの場での何気ない会話が、仕事につながったこともありました。
画面越しでは伝わらないこともあるんですよね。
自分の雰囲気とか、ちょっとした言葉のニュアンスとか。リアルな場には、信頼を築くためのヒントがたくさんあると思います。
そんな気づきが、ふうさんの複業スタイルに人との縁を深く根付かせていったのです。
ふうさんの人生グラフ

フリーランスで活躍するために必要なマインドセット
自由な働き方という言葉には、魅力と同じくらい「自分で整える力」が求められます。
ふうさんも、最初はそのバランスに戸惑ったそうです。スケジュールも、目標も、誰かが決めてくれるわけではない。やるもやらないも自分次第。だからこそ、セルフマネジメントの力が不可欠だと気づいていきました。
朝起きたら今日は何もしなくても怒られないって思う日もあるんです。
でも、何もしなかったら、何も生まれない。
誰かに評価される前に、自分がどう動くかが問われる働き方なんですよね。
また、結果が見えにくい時期ほど、「周りと比べすぎないこと」も大事だといいます。SNSではうまくいっているように見える人も多い中、「焦らず、昨日の自分と比べる」意識を持つことで、ふうさんは前に進む力を維持してきました。
知らないから不安。ロールモデルの存在で乗り越える
会社を辞めて間もない頃、ふうさんは何度も迷ったそうです。この選択は正しかったのか。この先やっていけるのか。正解がない世界に飛び込んだからこそ、不安の波が何度も押し寄せてきました。
そんな中で、心の支えになったのがすでにその道を歩いている人の存在でした。SNSで見つけた誰かの投稿、同じように会社を辞めて挑戦している知人との会話…。自分より少し先を歩いている人たちの存在が、「私にもできるかもしれない」という視点を与えてくれたのです。
誰かの生き方を見て、知らないが知ってるになると、不安ってぐっと小さくなるんですよね。
今ではふうさん自身が、かつての自分のように迷っている人に向けて、少し先の景色を見せてあげられる存在になりたいと考えています。
まず「やってみる」ことで得意なことが見つかる
ふうさんは、独立してから「自分に何が向いているのか」が、少しずつ見えるようになってきたと話します。
そのきっかけは、考えるより動くというシンプルなスタンス。はじめから得意なことを見つけようとしなくていい。目の前にあることをまずやってみて、やってみた上で「楽しいかどうか」「もっとやってみたいかどうか」を判断すればいいと。
得意って、考えてるだけじゃ見つからないんですよね。
やってみて、『あ、意外とできた』とか『もっとやりたいかも』って思えたことが、いつの間にか軸になっていました。
やってみて意外とスムーズにできたこと、自分では普通だと思っていたけど、周囲から評価されたこと。それらが、ふうさんの得意の種となり、今の複業スタイルを形作ってきました。
最初はこれが仕事になるのかなって思ってたけど、気づけば自然と続けていて、気づけば求められるようになっていた。
そんな感覚でした。
今では、ひとつの肩書きでは表せないくらい、幅広い領域で活躍しています。でもその原点は、すべて「やってみた」というシンプルな行動にありました。
激務から解放され、新たな目標へ
かつてのふうさんは、月曜から日曜まで休みなく働き、寝不足が常態化していました。けれど今は、自分のペースで働くことができ、生活にも気持ちにもゆとりが生まれています。
そして、かつては余裕がなくて後回しにしていた未来への備えにも、目を向けられるように。ライフイベントに向けて、働き方を整えていく。その基盤ができてきた今、新たなチャレンジへの意欲も高まってきています。
今後の目標は個人支援から法人支援へ
これまで、ふうさんは主に個人と向き合う形で、自分のスキルや経験を提供してきました。けれど今、彼女が新たに描いているのは、「組織」や「チーム」を対象にした支援の道です。
私自身がしんどい働き方を経験してきたからこそ、その苦しさが分かるし、それを変えたいという気持ちに寄り添える。
だからこそ、個人だけでなく、仕組みそのものに関わっていきたいんです。
今後は、そうした職場環境そのものに関わるような仕事にも踏み出し、「個人のキャリア」だけでなく「組織の在り方」にまで貢献していくことを目指しています。
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