「データ入力の仕事って私にできる?」
「データ入力の仕事ってあまり良くない?」
「データ入力でおすすめの仕事を知りたい!」
副業や在宅ワークでよく見かける仕事の一つに「データ入力」があります。
「データ入力」というと、一般的には集計した数値をエクセルなどに打ち込むような仕事内容です。
しかし、最近「データ入力はやめとけ」というはなしもよく聞きます。
果たして本当にデータ入力の仕事は良くないのか?どうしてネガティブに言われるのか、データ入力の良いところなども合わせて、あなたに合っているかどうか一緒に考えていきましょう。
- データ入力の仕事のメリット・デメリット
- データ入力の向き・不向き
- データ入力の仕事のポイント
- データ入力以外のおすすめ在宅ワーク
データ入力ってどんな仕事?まずは基本から

データ入力は、依頼された数値や文字などを指定されたフォーマットに入力していく仕事です。
在宅ワークや副業などに頻繁に見られる仕事で、PCでタイピングができれば問題なくこなせる仕事といえるでしょう。初心者でも気軽に始められる内容のため、初めて副業や在宅ワークなどに取り組む人に人気です。
打ち込みデータの内容は、顧客情報、アンケート、音声データ、発注受注管理など幅広い業務があります。
一般の会社では、事務の人や総務経理などが担当していることが多い仕事内容です。
データ入力はやめとけと言われるのはなぜ?

データ入力の仕事は多岐にわたり、未経験者や初心者でも取り掛かりやすいことが魅力ですが、時折「データ入力の仕事はやめておいた方が良い」と声が上がるようです。
なぜ、やめておいた方が良いといわれるのか、理由は4つ考えられます。
① 同じ作業ばかりで飽きやすい
1つ目の理由は、データ入力は単調で同じ作業の繰り返しになるため、飽きてしまうことがあるからです。
名刺、アンケート回答、音声データ、発注管理など様々な内容がありますが、どれもデータとしてエクセルなどにひたすら打ち込みをしていく作業になります。
簡単で単調な仕事ですが、繰り返すため飽きっぽい人は苦手意識があるかもしれません。
② 長時間パソコンを使うから目や肩がつらい
データ入力の仕事は、パソコンに向かってひたすら数値や文字を打ち込んでいく仕事のため、ずっとパソコンを見続けることになります。
データ入力にかかわらず、パソコンで長時間仕事をする人は、目を酷使し、同じ姿勢でい続けるため、肩が痛くなることがあります。
姿勢などが悪くなったり、長時間の座り作業で運動不足にも繋がりやすいでしょう。
③ 時給・報酬が低いことも多い
データ入力の仕事は、初心者や未経験者でも取り組みやすく、覚えるのも比較的簡単というメリットがある分、単調な仕事のため、時給や報酬が低いことが多いです。
ある程度の金額が欲しい場合は、大量のデータ入力を日々こなし続けることや、データ入力だけでなく、テレアポなど付随している仕事にする必要があります。
④ 悪質な求人や詐欺まがいの案件がある
昨今、在宅ワークや副業をする人が増えたことに伴い、データ入力の仕事にも悪質な求人や詐欺まがいの仕事が出てくるようになりました。
これは、データ入力に限ったことではありませんが、架空の会社からの依頼で求人を出し、結果的に詐欺の片棒を担いでしまう場合もあるため、要注意です。
でも悪いことばかりじゃない!データ入力のいいところ

怖いことや不安、デメリットを伝えてきましたが、データ入力は悪いことばかりではありません。
データ入力の良いところ、メリットを4つピックアップして紹介します。
① 未経験でもすぐ始められる
データ入力の仕事は、パソコンでタイピングができれば誰でも簡単にできる仕事です。
初心者や未経験者でも、数時間取り組むだけで、仕事内容が把握でき、すぐに慣れることができます。
初めての在宅ワークや副業をする人には、向いているおすすめの仕事です。
② 在宅でできるから通勤なし
データ入力の仕事は、パソコンさえあれば場所を選びません。在宅において自分のペースで仕事ができるでしょう。または、カフェやレストランなど外出先でも、隙間時間に取り組めるので便利です。
在宅でできる仕事のため、通勤の必要もありません。
③ マイペースにコツコツ続けられる
デメリットでお伝えしたとおり、データ入力は単調な仕事です。そのため、マイペースにコツコツと継続しやすいといえます。
また、脳を使って考えるような難しいこともありません。
ひたすら、同じことを繰り返す作業ですが、コツコツ積み上げていくことが好きな人や、マイペースな人にはもってこいの仕事といえるでしょう。
④ 副業として少しずつ稼ぐのにも向いている
データ入力は、たしかに時給や報酬が低い案件が多いです。しかし、本業を別に持っており、副業として取り組むのにおすすめの仕事といえます。
副業をする場合、本業に支障がでないことが鉄則ですが、データ入力であれば単調でマイペースに仕事をこなせるため、少しずつ稼ぐことができ、収入をプラスにすることができるでしょう。
データ入力に向いてる人・向いてない人

データ入力の仕事には、メリット、デメリットがあります。そのメリット、デメリットに応じて、向いている人、向いていない人もはっきりする傾向があります。
【向いてる人】集中力がある/コツコツ作業が得意/静かな環境が好き
データ入力は、単調で同じことをずっと続ける作業になります。そのため、集中力があり、コツコツと作業をひたすらできる人が向いているといえるでしょう。
また、人と接することもなく、黙々と入力を進めていく仕事なので、静かな環境で仕事をすることが好きな人も向いています。
データ入力の仕事を長い間続けられている人は、高い集中力と根気強さがある人で、その中でも重宝されるタイプは、打ち込みなどが正確で且つスピードがある人です。
【向いてない人】単調な作業が苦手/飽きっぽい/パソコン作業が嫌い
逆に、データ入力に向いていない人というのは、単調な作業が苦手な人や飽きっぽい人です。
エクセルなどにコツコツと打ち込みを続けていき、膨大な量を同じ作業で繰り返し入力していくため、飽き性の人は辛さを感じるかもしれません。
また、もとよりパソコン作業が苦手な人には、向いていないと言えます。
データ入力を安心して始めるためのポイント

データ入力を始めてみたい、初めての在宅ワークでデータ入力をしてみたいと考えている人に、安心して始めるためのポイント4つを紹介していきます。
① 求人サイトやクラウドサービスは信頼できる会社を選ぶ
まず1つ目は、安心できるクライアントを選ぶことです。データ入力は人気の仕事のため、求人の中には、詐欺まがいの会社や悪質なものが散見されます。
そのため、実績や会社の概要などをしっかりチェックし、信頼できるクラウドサービスやサイトを見極めましょう。
良好な関係を築くことができれば、長い間働くことも可能になります。
② 「簡単に高収入!」などの言葉には注意
安心できるクラウドサービスや求人を選ぶためには、聞こえの良い文言に気を付けましょう。元々、データ入力の仕事は、報酬や時給が低い傾向にあります。
それにもかかわらず「簡単に高収入!」などの謳い文句がある会社は、怪しいです。
データ入力に関わらず、簡単に高収入である仕事というのは、あり得ないと念頭において置くことをおすすめします。
③ 作業環境を整えて、体への負担を減らす
データ入力の仕事を安心、且つ、できるだけ長く続けたいと考えている人は、作業環境を整えることをおすすめします。
データ入力は、パソコンに長時間向かって同じ姿勢で同じ作業を繰り返す仕事です。そのため、目を酷使したり、長時間の同じ姿勢から肩や腰に負担がかかります。
体の負担を減らすために、作業椅子を快適なものにしたり、パソコンの置く位置やブルーライトを活用するなど、工夫をして体への負担を減らしましょう。
④ 無理せず、自分のペースで進めるのがコツ
データ入力は、仕事として簡単で単調な内容です。簡単ゆえに、できるだけ早く仕上げようと根詰めがちなのですが、そうすると体への負担も、仕事の正確性も欠けてしまいます。
例えば仕事の時間や量をあらかじめ決めておいたり、余裕のある日は少し増やすなどコントロールをしつつ、無理せず自分のペースで進めることが、長く続けられるコツです。
データ入力以外でおすすめの在宅ワーク

副業や在宅ワークには、データ入力の案件がたくさんあります。しかし、データ入力ほどではなくとも、おすすめの在宅ワークがあります。
いくつかピックアップして紹介するので、チェックしてください。
ライティング(文章作成)
データ入力と同じくらい案件が多いのが、ライティングです。
昨今では、AIを活用したライティングも増加しているため、案件も増えています。
ブログやSNSの短い文章から、サイトの記事のような長い文章まで仕事内容はさまざま。
文章を書くことが好きな人にピッタリなお仕事です。
アンケートモニター/リサーチ系の仕事
アンケートのモニターやリサーチ系の仕事も多数あり、人気となっています。
自分のペースでアンケートに回答したり、商品を実際に使ってみて感想を述べたり、おすすめのお店を実際に行って調査してくるような仕事もあります。
楽しみながらマイペースでできる仕事のため、主婦層や小さい子どもがいるママに人気です。
文字起こし/画像チェック
昨今増えているのは、Youtube動画や、インタビュー動画の文字起こしの仕事。人の話している声を文字にしていく仕事のため、比較的簡単です。
また、画像や映像の品質や著作権問題、動作が基準を満たしているかのチェックをする仕事もあります。
どちらも難しくはないですが、音声が必要になってくるため、仕事をする場所は考えておかなければなりません。
オンライン秘書
オンライン秘書は、文字通り、在宅にて遠隔で秘書の仕事をすることです。
秘書の仕事内容は多岐にわたりますが、予定や時間の管理、メール対応や資料作成などがあります。
元々秘書をやっていた人や、事務処理が得意で、パソコン作業だけより、ある程度人と関わっていたい在宅ワークをしたい人におすすめです。
まとめ
「データ入力はやめておけ」と言われるのには、飽きやすい、体の負担、報酬が低いなどの理由があります。
しかし、やり方を間違えなければ、初心者や未経験者でも始めやすく、安心して長く続けられる仕事にもなるでしょう。
在宅ワークや副業で大事なのは「自分に合う仕事スタイルを見つけること」。無理なくマイペースでできる仕事を探してみましょう。
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